もえどころ。

日々拾い集めた萌えをぽつぽつと。

「ちょっと大人になっちゃいましたね。」



寝て起きてもまだ、何と無くこの部分が引っ掛かって抜けなかったので少しだけ。

前半、さとうたけるくんが「お仕事、歌踊り演技バラエティ…っていろいろありますけど、全部好きですか?(にゅあんす)」と先輩あらしちゃんたちに質問。
それに対して自分の気持ちをまっすぐ伝えてくれたあいばちゃん。


「まぁでもさ、ジャニーズJr.の頃から、先輩がそうやってやってたから、別にそこに何の疑問も無く…」

櫻「そういうものってこと?」

「そういうものだし、まぁやらしてもらえれば、その、バラエティとか…ドラマ、舞台、映画それぞれに面白いところが沢山あるし、課題もいっぱいあるから、それをこう…自分の中で「ここ課題だ課題だ」ってやってるうちに、終わってるつーか…。」

「好き嫌いでやってないかもしんない。」

「まぁ、そうだよね…今を頑張るって事だよね。」



うん、なんだか。こう刺さるものがあるなぁ、と。


これは本人の中で消化させればいいことで、一ファンの私がとやかく言うのもアレなのですが…勿論たくさんつらいこともあって、泣いた夜もあっただろうし、投げ出して逃げたい時も一度や二度の事じゃなかったと思う。
でも、それでも真っ直ぐ「お仕事」と向き合って、色んなことを吸収して一回りも二周りも大きく成長した"今"があるから、そう言えるんだろうなって。
そう考えたら、一つ一つに向き合ってがむしゃらに突っ走って来た彼の姿が目に浮かんで…土曜の夜にジーンと来てしまったんです。

そして少しの間の後の、にのみやくんの言葉。

「相葉さんやっぱり…ちょっと大人になっちゃいましたね。」


ここに、この一言に。どれだけの意味が込められていたんだろう。深読みしすぎる私の悪い癖なのですが、なんかこう…込められた思いはけして小さくない気がして。

それこそジャニーズJr.の頃から家が近い事もあり、一緒にレッスンをし、総武線に揺られながら帰り、休日は一緒に遊び…。
シンメとして売り出され、嵐としてデビューし。
妬みや僻みからくる、心無い言葉が胸に刺さった日も少なくなかったと思う。

"幼馴染"って言う近しい存在だからこそ言えることや言えない事って沢山あったと思うけど、それでもやっぱりお互いがお互いの支えになって生きてきた20年近い年月は、確実に今の誰に壊される事も無い強い関係性に結びついていて。

年齢的にはお兄ちゃんなあいばちゃんが、メンバーに対して一番お兄ちゃんな姿勢を見せるのってにのみやくんに対してだと思うし、天邪鬼なにのみやくんが、天然な彼のボケを上手く回収したりやんややんや言いながらも最後はちゃんとサポートに回り、彼の見方で居てくれて、彼を慕い尊敬してる姿は…やっぱり昔からのそういう関係性があるからこそなんだろうなぁって。そう思う訳です。

そんなにのみやくんの、あの言葉。

あいばちゃんに向けて放ったような、はたまた自然に口からぽろっと出てしまったかのような。そんな言葉。

ちょっと、ちょっとだけ怖かったのかな。少し前を行くあいばちゃんの背中が昔より遠く見えて。
「凄いなかっこいいな、まぁくんは馬鹿やってるけどふざけてるけど…やっぱりお兄ちゃんだな。」って気持ちと、そんな小さな不安と。
そんなものが全部ぐるんと混ざって、出てきた言葉なのかな。

真相は分からないし、ほんとに、何の気なしに出て来た言葉なのかもしれないけど「大丈夫だよ」って、にのみやくんの事抱きしめたい衝動に駆られて。

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大丈夫だよ。たぶん彼は、何があっても貴方の見方で、お兄ちゃんで友達で、ライバルで。貴方の事を、貴方の内側をいつもいつも見てくれる存在で居てくれるよ。二人の関係は誰にも壊されず、どんなものにも揺るがないよ。 


そんな事を言いながら、抱きしめたい衝動に駆られて。気がつけば手をぎゅっと握り、食い入るように何度も何度もそこの言葉をリピートしていました。


何度見ても彼らの関係性を上手く表現することなんて出来そうに無いし、軽々しく言えるようなものじゃ無くて。
もっともっと重くて、歪んでて、でも綺麗で。夢見がちかもしれないけれど、そんなものだと思うし思ってるから。


よく分かんなくなっちゃったけど、
二人はずっとずっと正義で、永遠だと思うんだなぁ。