もえどころ。

日々拾い集めた萌えをぽつぽつと。

「にのみやくんと嵐」と「神格化」について


タイトルの通りです。
何処かの謎掛け好きな天邪鬼くんがやわりと放った「神格化」の文字が、私の頭を埋め尽くしている。
何の意味をもってしてか分からないけれど、これは書くタイミングなのかな、と。

こんな時くらいしか書かない気がしたから、ちょっと真面目に考えて書きます。
あまり頭を使って考えたりせずにいた人間がぽやぽやと独り言を呟くだけなので、そこらへんはご了承の上で進んでくださいね。では。




まずARASHI BLAST in Hawai にて、にのみやくんが言った言葉。

「嵐にとってコンサートとは?」と言う質問に対する答え。

  • 「普通の男の子たちが、ある一定の条件を満たすと神格化する集団になる。その条件の一つにコンサートが含まれると思う。」


そもそものこの「神格化」と言う言葉、少し気になって調べてみた。

神格化とはー 天体や自然、何らかの実在、個人、集団といった具体的な対象を神、もしくは神の域にあるものとして扱ったりみなしたりすること。(Wikipediaより)

つまり、自分たちが一般人の到底手の届かないところにまで上り詰めることが出来る瞬間、神格化する瞬間の一つに、コンサートがある。と言うこと。
調べてみたらこのライブの他にもいくつかこの「神格化」について話しているものを見つけたのでそれもぺたり。

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1つ目の画像はいつぞやのcutから抜粋。拾ったものなので詳しくは分かりませんが、7年前との事。
そして2枚目の画像はTimeコンパンフレットから抜粋。なのでどちらもほぼ同時期。


ここでも繰り返し出てくる「普通」と言う言葉。"自分達はどこにでもいる「普通」の男の子たちだ"といった意味合いを持つこの言葉。
調べてみたら、この「普通」と言う言葉もいくつか自分のグループについて、と掛け合わせて話していたのでそれも少しだけ。


  • "並んだ五人の写真を見つめながら「ホント普通だね」と笑った。"
(MORE09年9月号より抜粋)

  • "「嵐」ってそんな頑張って探さなくても、そこらへんにいるような奴ばっかりです。"
(これも「普通」に通づる気がしたので抜粋)


何と言うかにのみやくんの言う「嵐は普通」と言う言葉には、いつまでも"そうでありたい"と言う願望が込められているような気がして。

そして多分、このにのみやくんの言う「普通」は「人気がある」とかそういう外面的な問題では無くてもっとこう「感覚的」な「気持ちの面」で普通で居たい。と言うことなんじゃないかな、と。


この「感覚的な"普通"」どうにも言葉にするのは難しくて、上手く誰か説明はしてはくれないかしら…と考えて居たら、本人が説明してくれてました。笑


  • 「オレもなんにも変わんないよ。変われないんじゃなく、変わりたくないの。」

  • 「心のどこかで"変わらないことが凄いんだ"って、絶対、思ってる。時代に合わせて変わり続けるのも能力だけど、都合よくコロコロ変わられると残念な気もするし。」

  • 「オレ"変わらない進化系"を信じてるから。人は仕事も恋愛も、前に進みたいからこそ変わろうともがくけど、それが一貫に正解とは言えないと思う。

「普通だね」と言う言葉は、どこかで彼の中で自分に言い聞かせてた部分があるのかなぁ、って。
「いつまでも"普通"で居たい。変わりたくない。変わらない進化系を追い求めたい」みたいな。


だとすれば、この「神格化」と言う言葉。重要なのはその前の言葉「普通の男の子たちが」と言う部分なのかなぁ、と。


"普通の男の子たち"で居ることがどれだけ大変か。と言うのを理解した上で「これだけ変わらない進化系を体現し続けてこれたからこそ、コンサートの舞台で神格化出来るんだぞ。」って言う。
そんな、自分の強みのような、これからの覚悟のような。自分に、言い聞かせるかのような。


あくまでも私の感覚的な推測になるから、言葉にするのは野暮な気もするけれど、そう言うことなんじゃないかなぁ、って。
もし最初に書いた、あのハワイライブでの言葉がそう言う意味を持つのだとしたら、その覚悟を受け取らなきゃいけないのかなって。まったく、本人からしてみればいい迷惑なのかもしれませんけど。


「嵐は変わっちゃったね」なんて言うのは、外面だけを見ての事に過ぎなくて、もっと根本的なところ、感覚的なところに触れれば「変わらない進化系」まさにそのものであるのかなぁ、と。
そういった考え方にシフトチェンジ、と言うか「彼はそう言う考えでここまで"嵐"としてやってきた」って言うのを頭の隅に置いて最近のコンサートなんかを見たら、もっと違う見え方になるんじゃないかなぁって。


彼が、私たちファンに何を望んで居るのか。はたまたいつも言うように"何も望んでいない"のか、真相は本人にしか分かりませんけど。
変わったのは私たち、なのかも。神格化する瞬間を磨りガラス越しに見て「昔ほど輝いていない」なんて言って居るのは私たち、なのかも。

と、まとまりの無い文章になってしまいましたが。そんなことをぽやぽやと考えて居たわけです。





…うーん、本当にまとまり無いから切りどころが分からないなぁ。
とにかくなんだ、にのちゃんの言葉は面白いね!って話です。笑